研修会で紹介させていただいた教材のスライドです。

 かけざんの筆算過程で何を求めているかを学習するための課題です。1箱10個入りのキャンディを準備し、まず、箱の中にキャンディが10個入っていることを子どもと確認します。2箱とばらのキャンディ3個をのせたお皿を二つ子どもの前に置き、「キャンディが全部で何個あるか、かけざんで求めてみます。」と伝え、23個が二つ分なので全部の数は23×2で求めることができることを確認し、「計算は筆算という方法を使います。筆算では、位をそろえて縦に書きます。」と説明します。まず、かける数から真上に2×3の計算することを伝え一のへやに6を書き入れます。その計算で、ばらのキャンディの数が6個あることを求めてることを伝え、ばらのキャンデイをお皿から取り出し6個になることを確認します。

次に、かける数から斜めに2×2の計算することを伝え十のへやに4を書き入れます。その計算で、十のまとまりが4個あることを求めていることを伝え、10個入りの箱をお皿から取り出し10個入りの箱が4個になることを確認します。

 この課題も、かけざんの筆算過程で何を求めているかを学習するためのものです。キャンディ2箱とばらのキャンディ7個をのせたお皿を二つ子どもの前に置き、「キャンディが全部で何個あるか、かけざんで求めてみます。」と伝え、27個が二つ分なので全部の数は27×2で求めることができることを確認し、計算を筆算でおこなうことを説明します。まず、かける数から真上に2×7の計算することを伝え、その計算で、ばらのキャンディの数が14個あることを求めてることを伝えます。続いて、ばらのキャンデイをお皿から取り出し十のまとまりが一つとばらが4個になることを確認し、繰り上がりの窓に1、一のへやに4を書き入れます。

 次に、かける数から斜めに2×2の計算することを伝え十のへやの窓に4を書き入れます。その計算で、十のまとまりが4個あることを求めていることを伝え、10個入りの箱をお皿から取り出し10個入りの箱が4個になることを確認します。

 最後に、十のまとまりが全部で5個になることを確認し十のへやに5を書き入れます。

 


 この課題も、かけざんの筆算過程で何を求めているかを学習するためのものです。キャンディ6箱とばらのキャンディ7個をのせたお皿を二つ子どもの前に置き、「キャンディが全部で何個あるか、かけざんで求めてみます。」と伝え、67個が二つ分なので全部の数は67×2で求めることができることを確認し、計算を筆算でおこなうことを説明します。まず、かける数から真上に2×7の計算することを説明し、その計算で、ばらのキャンディの数が14個あることを求めてることを伝えます。続いて、ばらのキャンデイをお皿から取り出し十のまとまりが一つとばらが4個になることを確認し、繰り上がりの窓に1、一のへやに4を書き入れます。

 次に、かける数から斜めに6×2の計算することを説明し、その計算で、十のまとまりが12個あることを求めてることを伝えます。続いて、キャンデイの箱をお皿から取り出し百のまとまりが一つと十のまとまりが2個になることを確認し、百のへやに1、十のへやの窓に2を書き入れます。

 最後に、十のまとまりが全部で3個になることを確認し十のへやに3を書き入れます。

 

 かけざんの筆算過程で何を求めているかを定着させるための繰り返し課題です。

 かけざんの筆算を応用するお買い物の課題です。生活に役立つ力をつけるものです。