研修会で紹介させていただいた教材のスライドです。

 わりざんの筆算過程で何を求めているかを学習するための課題です。1箱10個入りのキャンディを準備し、まず、箱の中にキャンディが10個入っていることを子どもと確認します。キャンディ7箱とばらのキャンディ2個を準備します。「キャンディ72個を、二人に分けると一人分が何個になるかわりざんで求めてみます。」と伝え、72個を二つに分けるので72÷2で求めることができることを確認します。次に、わりざんの筆算のアプリを立ち上げ「計算は筆算という方法を使います。」と伝え、わりざんの筆算の表し方を説明してから、一の位の数を指で隠した場面に移り、まず、十のまとまりをトランプを配るようにして二つに分けてもらいます。

 十のまとまりを3個ずつ分けることができることを確認し、十の位の上に3と書くことを説明します。 


 次に、残った十のまとまりは、そのままでは分けることができないので、キャンディの箱から出し、キャンディのばら12個をトランプを配るようにして二つに分けてもらいます。キャンディのばらを6個ずつ分けることができることを確認し、一の位の上に6と書くことを説明します。

 最後に、72個を二人に分けると、一人分が36個になることを確認します。

 

 わりざんの筆算過程で何を求めているかを定着させるための繰り返し課題です。

 わりざんの筆算を応用する割り勘の課題です。生活に役立つ力をつけるものです。